・ カラーマネージメント液晶モニター2機種でIDEAlliance(SWOP・GRACoL)認証を取得
・ 低コストでモニター色校正システムが構築可能。色校正作業の時間とコストを大幅低減
・ モニター色校正の標準モニターとして、各社システムへの採用加速を見込む
株式会社ナナオ(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、このたび商業印刷におけるモニター色校正(※1)のための新規格「IDEAlliance(SWOP・GRACoL)Proofing Systems Certification(※2)」を取得しました。
液晶モニターメーカー単独での認証取得は当社が唯一となります。
取得申請は、当社がグラフィックス市場向けに展開しているカラーマネージメント液晶モニターEIZO ColorEdge CG301W(29.8型ワイド)とColorEdge CG241W(24.1型ワイド)の2機種について、画像表示用のアプリケーション(Adobe Acrobat 8 Professional(※3))との組み合わせで行い、両システムともGRACoL #1印刷条件での認証を受けました。
また上記2機種に加え、EIZOのカラーマネージメント液晶モニター ColorEdge CG221(22.2型ワイド)やColorEdge CG211(21.3型)などを採用したモニター色校正システムも、他社より同規格の取得申請がなされ、認証を受けています。
今後は、カラーマネージメント液晶モニター ColorEdgeシリーズをモニター色校正における標準機として、印刷業界に向けてより一層販売強化していく予定です。
取得したGRACoL #1は、オフセット枚葉印刷を行う場合のデジタル色校正を主な用途としており、SWOP GRACoLモニター色校正の規格としては最も色再現域が広い上位規格にあたります。
同規格の認証を受けることによって、オフセット輪転印刷用途を主な目的とした規格のSWOP #3およびSWOP #5(共にIDEAllianceによる規格)の要件も満たすことから、認証に用いられたColorEdge CG301WとColorEdge CG241Wは、今後ワールドワイドでさまざまなモニター色校正システムへの採用が期待されます。
また、日本市場でもAdobe Acrobat 8 Professionalでモニター色校正が可能なPDF/X-1a(※4)フォーマットのデータ運用がオフセット枚葉印刷において一般化しつつあり、オフセット輪転印刷においても一部PDF/X-1aフォーマットの運用が始まっています。既にPDF/X-1aフォーマットにてワークフローを運用している印刷会社にとっては、一般的なアプリケーションであるAdobe Acrobat 8 ProfessionalとColorEdge CG301W/ColorEdge CG241Wの導入によって、ローコストで精度の高いモニター色校正環境を整えられることになります。
※1:液晶モニター上で印刷物の仕上りの色を確認すること。色校正の原稿データを通信で受渡しできるため、出力紙の印刷や送付に必要となる時間、コスト、労力の低減が図れます。また、出力ごと微妙な色味に違いが発生する旧来の出力紙による色校正とは異なり、色味が常に安定しているため印刷の品質管理にメリットがあります。
※2:IDEAlliance(International Digital Enterprise Alliance)は、出版およびコンテンツ業界の共通のソリューション推進を目的としたアメリカの非営利会員組織です。2005年のIDEAllianceとSWOPの統合より、測色評価による新しいモニター色校正システムの認証プログラム(IDEAlliance Monitor Proofing Systems Certification Program)を立ち上げ、このたび、(株)ナナオを含む計5社27システムに新規格のGRACoL #1、SWOP #3、SWOP #5の認証を行いました。
※3:オープンフォーマットである PDFファイルを作成・編集・加工できるアドビシステムズ社製のアプリケーション。認証を取得した2機種の液晶モニターについて、今後、プリプレスワークフローのさまざまな工程でモニター色校正システムの採用が予想されることから、もっとも一般的な画像表示アプリケーションとの組み合わせで認証取得を行ったものです。
※4:印刷用途に最適化されたPDFの規格。OSおよびアプリケーションのバージョン、フォントの有無に関係なくデータ運用できるなどのメリットがあるため、印刷業界における標準規格になりつつあります。
参考:ColorEdgeについて
(株)ナナオがグラフィックスユーザー向けに2003年5月より展開しているカラーマネージメント液晶モニターのシリーズ名です。
工場にて1台ごとに表示状態を測定し、正しいガンマ値に補正の上、出荷を行っているほか、モニター内部回路を直接調整して常に滑らかで正確な色再現を行うハードウェア・キャリブレーションに対応。厳密な色管理や正しい色再現が求められる印刷・製版の現場や、プロカメラマン、デザイナー、広告会社や出版会社などに数多く導入されています。
現在、国内市場においては以下の6機種をラインナップしています。
http://e-coloredge.com
ラインナップ
・ColorEdge CG221・・・・(22.2型ワイド、Adobe RGB対応、WUXGA対応)
・ColorEdge CG301W・・・・(29.8型ワイド、Adobe RGBカバー率97%、WQXGA対応)
・ColorEdge CG241W・・・・(24.1型ワイド、Adobe RGBカバー率96%、WUXGA対応)
・ColorEdge CG222W・・・・(22.0型ワイド、Adobe RGBカバー率92%、WSXGA+対応)
・ColorEdge CG211・・・・(21.3型、sRGB対応、UXGA対応)
・ColorEdge CG19・・・・(19.0型、sRGB対応、SXGA対応)
EIZO、ColorEdge、は株式会社ナナオの登録商標です。Adobe、Adobe AcrobatはAdobe Systems Incorporation (アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。その他記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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