システムハウスの株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市中央区、 代表取締役 実吉智裕)は、 半導体メーカー大手のローム株式会社(本社:京都市、http://www.rohm.co.jp/)の組み込み用途向け無線LANモジュール「BW9419」を搭載したIEEE802.11b/g対応の無線LAN評価キットを発売します。
本評価キットはアットマークテクノ社製の高性能ARM11搭載・超小型CPUモジュール「Armadillo-500」のオプション製品です。ローム社製無線LANモジュール「BW9419」が搭載された無線LANカードと、Armadillo-500用のLinuxデバイスドライバをセットにした評価キットで、Armadillo-500を簡単に無線LAN対応機器にすることが可能です。
様々な組み込み機器のプラットフォームとして利用できる「Armadillo-500」と、容易に無線LAN機能を実現できる「BW9419」を組み合わせることによって、無線LAN搭載の組み込み機器の開発にかかる膨大な時間と費用の節約に役立ちます。従来無線LAN機能を実現しづらかった多品種少量生産の装置にも使用できるソリューションとして、携帯型のPOS端末や工場内の状況監視システム、業務用車両やカートなど移動体通信システムに利用することができます。
なお、本製品のデバイスドライバ開発は株式会社日新システムズ(本社:京都市、http://www.co-nss.co.jp/)が組み込みソフトウェア開発サービス「プロフェッショナルサービス Plus!」により手がけており、Linux以外にもVxWorks、μITRON など他OSへの移植開発も可能です。
本評価キットは2008年5月14日(水)〜16日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第11回組込みシステム開発技術展ESEC2008」のアットマークテクノ社ブース(No.東43-2)にて展示され、2008年9月より6万円程度で発売される予定です。
【無線LAN評価キットの特長】
□ ローム社製 無線LANモジュール「BW9419」を搭載
・IEEE802.11b/g準拠、最大54Mbps対応
・IEEE802.1xプロトコルをベースバンドLSIに搭載
・IEEE802.11i準拠のセキュアエンジンにより各種暗号プロトコル
に対応(64bit/128bit、WEP、TKIP、AES)
□ Armadillo-500向けLinuxデバイスドライバ付属。
デバイスドライバ開発が不要
□ SDカード型の本体で、SDカードスロットに挿すだけで無線LANを利用可能
【Armadillo-500について】
Armadillo-500は、高性能ARM11プロセッサおよび高速DDR SDRAMやフラッシュメモリなどを34×54mmサイズの超小型基板に集積したCPUモジュールです。高度な設計技術が要求されるCPUモジュールを標準品として提供し、比較的設計が容易な拡張ボードのみをカスタマイズ開発する形式をとることによって、効率的な組み込み機器開発を実現します。またCPU モジュール上で動作するOS としてLinuxを提供しており、多額の開発費用をかけることのできない多品種少量生産の組み込み機器開発のプラットフォームとして最適です。
□ Armadillo-500の詳細: http://www.atmark-techno.com/products/armadillo-500
【株式会社アットマークテクノについて】
株式会社アットマークテクノは、1997年11月に設立されたシステムハウスで、マイコンを使用した組み込み機器のハードウェア・ソフトウェアの総合的な開発を得意としています。Linux に対応した小型CPUボードを中心に技術開発を行い、ARM搭載の小型低消費電力CPUボード「Armadillo(アルマジロ)シリーズ」、ザイリンクス社製FPGAを搭載した「SUZAKUシリーズ」など、組み込み機器のプラットフォーム製品を提供しています。詳細はhttp://www.atmark-techno.com/をご覧ください。