報道関係者各位
プレスリリース
2008年6月3日
株式会社ビヨンディット
ビヨンディット,電磁波からの情報漏洩対策強化セキュリティーソフトウェア
「クリプタイプ(CrypType)」に関し,CBCと業務提携
〜新たなセキュリティー上の脅威「テンペスト」に対応する製品の開発・販売で協業〜
ソフトウェア開発を手掛ける株式会社ビヨンディット(本社:兵庫県神戸市,代表取締役:宮田泰彦)は,セキュリティー機器や情報通信機器等を広く手掛けるCBC株式会社(本社:東京都中央区,代表取締役社長:土井宇太郎)と,電磁波からの情報漏洩対策強化セキュリティーソフトウェア「クリプタイプ(CrypType)」に関して,業務提携を行った。CBCは,ビヨンディットの開発活動に協力し,営業パートナーとしてクリプタイプの販売を行う。
同技術は,ビヨンディットが独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)情報通信セキュリティ研究センターと行っている共同研究の成果を基礎としており,電磁波経由の情報漏洩(いわゆる「テンペスト」)という新たなセキュリティー上の脅威に対応するためのもの。
近年,PCから漏れる微弱な電磁波を盗聴・解析することにより,数十メートル離れた地点からでもPC画面の表示内容を盗み見ることができる問題が顕在化し,欧米を中心に様々な電磁波漏洩防止対策が講じられて来た。機密情報や個人情報を表示している場合,新たな経路での情報漏洩になりかねないからである(参考:写真1)。
これまでは,作業環境自体を電磁波シールドで覆ってしまうようなハードウェア面での対策が主であったが,これではコスト面や設置の難しさなどの弊害が伴い,ソフトウェア面での対策が求められていた。
クリプタイプ技術は,画像に特殊な修飾加工を行うことで,漏洩する電磁波からの画像情報を解析しにくくすることで,仮に電磁波を盗聴されても,正確な内容の解析が困難になるソフトウェアである。
ビヨンディットは,既にマイクロソフト 2007 Office systemやWebブラウザーに対応するプロトタイプの開発に成功しており,街頭で使われる様々な組み込み機器への対応も進めている。国内外440億円ともいわれる電磁波情報漏洩対策市場の開拓を,CBCと協力して行っていく。
なお,本技術はMicrosoft Innovation Award 2007優秀賞を受賞している。また,ビヨンディットは,神戸市産業振興財団の「KOBE ドリームキャッチプロジェクト」X-KOBE認定を受けている。
写真1:右のPC筺体やケーブルなどから放出される微弱な電磁ノイズを,手前のアンテナで捉え,特殊な解析を行った結果。左画面が傍受された内容。(NICTの研究成果より)
http://www.beyondit.jp/NewsSP1/PressRelease20080603_BeyondIT_CBC_K.htm
関連ページ:
1. 技術紹介ページ: http://CrypType.com
2. マイクロソフト社のInnovation Award 2007に関するページ:
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3146
<本製品に関するお問合せ先>
CBC株式会社 IEデパートメント (担当:竹内)
〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜1-8-16 大阪証券取引所ビル12階
電話: 06-6206-5044
企業Web: http://www.cbc.co.jp/
<本プレスリリースに関するお問合せ先>
株式会社ビヨンディット (担当:宮田・岡野)
〒658-0058 兵庫県神戸市東灘区御影町西平野一の坪11-1-6
電話:078-843-8774 (受付時間:9:00〜18:00)
電子メール:Ask@BeyondIT.jp
企業Web: http://BeyondIT.jp
注:CBC社長名中の「土」という文字は,正しくは「土」の右に点。